共同出願人の多さ

コンフリクトだなんだかんだと言っても、当業界ほど共同出願人が多いところも珍しいのではないでしょうか?
2,3社は当たり前。6,7社も良くある話で、遂には10社を越える時もあります。当然、異業種同士、という時もありますが、同業他社というときもあります。まぁ、こうなってしまうと、特許本来の目的より、仲良しクラブとしての証拠品(成果物)という側面が強く、おまけに出願人同士の調整が困難になってしまい、明細書の内容もありきたりな無難なものになり、年金の支払いも直接の費用は非常に少なくなってしまうので、ダラダラと最後(期間満了)まで支払う、ということも多くなります。
当然、別の案件では相手側の無効審判の代理人が、別の件では当社及び無効審判の相手側と共同出願をして、代理人も同じ、という事も少なくありません。これって、厳密にはコンフリクトしている、と言えるのでしょうが、当業界では慣習として誰も文句は言いません。
電機業界ではあり得ないことでしょうねぇ〜。

最近のゲーム事情

昨年はGNO2で始まり、サモンナイトで終わった1年でした。
途中、GNO2の退会、UCGOの開始と事実上の退会(正確には休止中)、ゲームセンターCXにはまったために64の購入、FF12の購入、とか色々ありましたが、やっぱり、自分はFF12みたいな6頭身リアルキャラよりかはドラクエサモンナイトみたいなアニメ風2頭身キャラの方がしっくり来るようです。
それと、シミュレーションRPG、やっぱりいいですねぇ、年末にサモンナイトを買ったのですが、2ヶ月100時間近くでやっと1週目クリアして(これも、記録上は100時間ですが、リセットを1話につき1回はやっていたので、実際はこの1.5倍くらいの時間を投入しています)、現在、2週目です。
どうも昔からこういったターン制のへクスゲームがお気に入りで、オウガバトルシリーズやギレンの野望、ロボット大戦シリーズなどをやりこむ傾向にあるようです。
子供たちにも、「パパはいつも似たようなゲームをやっているよねぇ〜」などど言われています。
さて、サモンナイトも後1ヶ月くらいはもちそうですが、その次は何をやりますかねー^^

特許事務所の担当者替

ウチは某大事務所と付き合っていますが、まぁ、ここの所長は結構やり手なんでしょう。
随分前に所長と担当者の2名で来て、「御社は我事務所にとって重要顧客ですので、この度、
優秀な者を窓口とします。今後ともよろしくお願いします」と調子よく挨拶していきました。
ウチとしても、そう言ってもらえれば、悪い気はしませんので、「最近、たくさん出しているから待遇が上がったのかな〜」等と言っていましたが、今回、突然、その担当者が退職していた事が判明しました。それも、メールで問合せたら不着メッセージが届いたので、こちらから問合せた結果の判明でした。何かあまりのギャップ(担当者になった時は所長自ら案内したのに、辞めた時は何の案内もなく後任もはっきりしないままです)にちょっとビックリです。
他の事務所でもいきなり担当が辞めてしまい、問合せて初めて判った、という事がありました。
退職の挨拶の有無はともかく、後任の担当者の案内位はせめて欲しかったな、というのが正直な感想です。

無効審判

先日(と言っても大分前の事ですが)、無効審判の口頭審理に行ってきました。
代理人としての立場で、と言える事ができれば格好良いのですが(?)、あくまでも、被請求人側(つまり、権利者側)の知財部員の立場で参加してきました。
それにしても、書面審理とは異なり口頭審理ですから、その場で即答しなければいけない緊張感は並大抵のものではありません。当意即妙とでも言うのでしょうか、とにかく、請求人側の主張、審判官からの質問に対して、言い淀みなくズバリの回答をしないと、権利者としても立場がありませんし、
説得力もありません。
「え〜、その点については、多分・・・・・明細書の・・・・・(一生懸命、該当ページを探している)・・・・・(み、みつからない)・・・(あ!あった)段落××の記載に基づいて、解釈すべきかと思料します」
これでは事前準備ができていない、と思われても仕方がありません。
良い勉強になりました。

ところで、同行した発明者(共願先の発明者、中小企業の社長)が何の前触れもなく(静止する間も無く)、突然、立ち上がり、「この発明のポイントは云々、特に工夫した点はどうのこうの」と言い出したのには参りました。
ただし、審判官には「そういった点は良く理解できますが、今は特許請求の範囲に書いてある事項が問題になっていますのでねぇ〜」と言って、生暖かく見守っていただきました(苦笑)。

PCサクセス、倒産

PC-Successのサクセスが破産手続きへ、一時本社は騒然


“激安”「PC-SUCCESS」が破産申し立てへ


いや、これはびっくりです^^
そんなに利用したことは無かったのですが、それでも、秋葉原に行った時には必ず寄る店でした。
2chでは色々と叩かれている会社ですが、一定以上の売上があるのですから、なかにはトラブル事例もあるだろうなぁ〜、という感じで見ており、小生の5,6回の経験では特に問題のある会社、という印象はありませんでした。
以前、書いたかもしれませんが、小生のPC遍歴はDELL、TWO-TOP、FAITH、エプソンダイレクト、サイバーゾーン、というもので、5台中2台のメーカーは潰れています(まぁ、名前だけは残っていますが)。
それにしても、やはり、安値薄利は難しいんですかねぇ。でも、それなりの集客力とブランドはあるので、TWOTOPみたいにそれなりの会社が助けてあげれば復活するんじゃないんでしょうか?

ジュリスト1326号

片山弁護士の記事

進歩性の判断をはじめとして、特許要件は、従来よりも緩やかな基準を採用すべきであっても、厳しい基準を採るべきという判断は、帰結されないはずではないだろうか。

申し訳ありません。高名な片山弁護士との発言とは思えません。意味不明です・・・