知財

ジュリスト1326号

片山弁護士の記事 進歩性の判断をはじめとして、特許要件は、従来よりも緩やかな基準を採用すべきであっても、厳しい基準を採るべきという判断は、帰結されないはずではないだろうか。 申し訳ありません。高名な片山弁護士との発言とは思えません。意味不明…

弁理士会の会員研修(メモ)

「知的財産権訴訟における問題」東京地裁の高部判事・105条の4(秘密保持命令)の適用は非常に少ない ・104条の3(権利行使の制限)が制定されたので、従来のいわゆる「権利濫用の抗弁」を用いる必要性はない ・訴訟における均等論の主張は少ない ・…

特許事務所のパーティー

そう言えば、某大特許事務所の設立×周年のパーティの話を行った人から聞きました。 有名ホテルの宴会場でドドーンと派手にやったそうです。外国の顧客もわざわざ招いて、食事も結構豪華にして、おまけに手土産まで付いたそうです。 でも、そういった話を聞く…

意見

ある人の去就(評判)については、色々な意見があるんですね。 http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20061121/1164067024 http://app.blog.livedoor.jp/soeipatent/tb.cgi/50868056

知財協の委員会

ちょっと時間が出てきて、気分的に余裕が出てきたので、前から書こうと思っていたことを書きます。 って、そんなたいした記事ではありませんので^^; 自分は、知財協の委員会に2つ、会社が属している部会の研究会に4つほど出入りしていましたが、会社に…

副会長選挙

1週間ほど前から、ポツポツと「今度、弁理士会の副会長に立候補しました。投票をよろしくお願いします」的なお手紙(封書、はがき)が届くようになったので、あれれ、前からこんなのあったっけ?と思っていましたら、本日、弁理士会から投票用紙が届きまし…

職務発明規定

企業法務戦士さんの記事にもあるように、 実のところ、法改正に基づいて改訂された社内規程に基づく支払いが果たして合理的なものとして裁判所に認められるのか、全く想像が付かない現状では、法改正によっても、実務上の問題は何ら片付いていない、といわざ…

口述模試

何か、口述模試に受けれない人が続出しているそうな。 某受験機関には2時間リダイアルしまくった挙句に定員一杯で断わられ、某派閥からは先着で定員になりました、との返事をもらったり、と論文試験に受かった喜びもつかの間、今度は口述模試の申込みに振り…

弁理士試験

特許通が閉鎖されたようです。 http://blog.livedoor.jp/soeipatent/archives/50799309.html 最近は全然見に行っていませんでした。 特に再開された後もほとんど管理人さんが管理している様子も無く、エロ系の宣伝かもしくは質問(&罵詈雑言?)の嵐ばかり…

IPDL

そう言えば、IPDLの審査経過で特許庁が出した書類(拒絶理由通知書等)を見ることができるようになりましたが、なぜか出願人が提出した書類(意見書等)は見ることができません。なぜでしょうか?閲覧申請(600円)をすれば見ることができるのですが…

意見書

よく意見書に拒絶理由を書く場合ありますよね。「審査官は×月×日付け拒絶理由通知書において・・・・と述べている。しかしながら、出願人は〜」というくだりの部分です。ウチが使っている代理人はこの部分に拒絶理由をまるごと貼り付ける手法を取っています…

拒絶理由の長さ

って最近どうなんでしょ?審査官によっては引用文献と対比させて同一部分と異なる部分を分けて異なる部分についてまで詳しく言及しているモノもあります(まるで、無効審判の請求書!?)。逆にあっさりと、引用文献だけを提示して備考欄の2行位の記載で2…

知財協の委員会

2年ぶりに知財協の委員会に復帰することになりました。経験者に聞くと、私が参加することになる委員会はなかなかハードな委員会でそれなりのアウトプット(知財管理誌への投稿等)を要求される委員会との事です。それと同時に、委員会を開くごとに夜は懇親…

オフ会

先週の金曜日、某所で某知財ブログのオフ会がありました。 オフ会、あぁ、なんて懐かしい響き・・・・ 私がまだ右も左も知らなかった若々しい頃(苦笑)、Nfity-Serveの某フォーラムのオフ会に参加したことがありました。そのときは一番の年下だったのか、そ…

同一性保持権

これはとにかく難しい問題で、前にもちょっと書いた事があります。 基本的には、著作権判例百選にも載っているいわゆる「法政大学懸賞論文事件」で著作権法20条2項4号の適用は厳格にされるべきで、原則として改変は一切認められない、というのが通説、という…

ヨタ話

巷では、拒絶理由の中身を見て、 審査官はアホだとか技術が全くわかっていない、とか、まぁ、色々な意見を言っている方を見ますが、私のような知財のチベットとでも言われているような業界の端っこに居る者に一言言わせてもらえば、審査官も出願人もどっちも…

同一性保持権

たまたま、小倉弁護士のブログを見て、東京行政書士のHPを見た後に、パテント誌の「著作権実務ガイド」を見ていたら、「法政大学懸賞論文事件」について載っていました(パテント誌1月号第44ページ)。 これを見ると、やはり、東京行政書士のQ&Aコー…

行動計画

特許庁長官以下があちこちの工業会を回って例の行動計画の説明をしているらしいですが、どこでもボコボコにされているとの情報が入ってきました(苦笑)。 曰く、「特許庁の政策の失敗を民間に押し付けるな」とか「IPOなんか置いても社内の管理なんかでき…

Lexis企業法務創刊号

FJneo1994さんの記事で教えてもらったので、早速、Lexis企業法務の創刊号を注文しました。 この雑誌の対象者は、たぶん企業の法務部なので、法人注文が主、なのでしょう。個人で買うには、1500円は高すぎです>< これなら、民事法研究会のLaw&Technologyの…

国際特許流通セミナー

http://www.ryutu.ncipi.go.jp/seminar_a/2006a.html#B3 B-3の侵害訴訟シミュレーションを聴講してきました。 現役バリバリの知財弁護士が原告被告の代理人に分かれて、1時間ちょっとで原告の警告状の送付、被告側の協議、訴状、準備書面の提出、口頭弁論の…

ぼやき

一応知的財産部とは言え、契約関係(共同出願契約や実施許諾契約)の話をする事もあります。また、契約のこの部分が駄目だとか危ないという話もします。 しかしながら、悲しいかな、当社の場合、契約で失敗したという話が無いために、上記のような「ここが危…

弁理士会の支部化

弁理士会から関東支部設置会議の案内が来ました。 支部長、副支部長共々錚々たる人々ばかりです。 と言うか、弁理士会の役職経験者が強制的に副支部長ポストを割り振られた、という感じがしなくもないです。なにせ、副支部長が16名、幹事が21名という大所帯…

審査請求料の返還

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20060117ib01.htm 審査開始前に請求を取り下げた企業に返す審査請求料を現在の「半額」から「全額」に拡充することなどが柱だ。 特許庁は審査請求の取下げを行なうと従来の「半額」返還から「全額」返還へと制度を変…