役員報告会

部員10数名の当部と言えども、担当役員(正確には、知的財産部が所属する本部の本部長(重役クラス))がいます。
通常は、先月××件出願しました!××件登録しました!契約は共同出願契約が○件、実施許諾契約が※件です!、という具合に事実だけを淡々と月報というレベルで報告していますが、新任の部長が字面だけでは判らない生(苦労)の声を本部長に聞いてもらおう、という趣旨で、上記の役員報告会が開催されました。
従って、報告者も我々ペーペーが中心に行ないました。内容もあまり表面的なものにせず、できるだけ、実務的というか実際の仕事の回し方を中心に説明しました。が、逆にこういった説明をするとどうしても専門的な話にならざるを得ず、本部長は頷きながら聞いていましたが、どこまでわかったかなぁ〜、という感じでした。
大体において、当社の重役のこういった会議の席上でのコメントというのは他所事のようにするのが常でして、今回も「××に関する技術開発陣はとにかく外国出願をしてくれ、してくれ、と外国での実施態様も決まらないのに、そういった主張ばかりして、困るんですよねぇ〜」と言ったら、一言「止めればいいんじゃないか?}とのお言葉。それは、ここではなく、技術開発戦略会議でご発言して下さい!と思ったのは私だけでしょうか?部署ごとのこういったヒアリングで各部署に対して耳当たりのいいお話をしていただいても、全社の会議できちんと言っていただけなければ、何にもならないのですがねぇ・・・・・