人物の評価は難しい

と、思います。そして、それが歴史上の人物であればなおさらです。
私が趣味としている軍事モノの世界で言えば、グーデリアン、マインシュタインなんかが有名でありかつ高い評価を受けている。ただ、これはやはり、彼らの著書、「電撃戦」「失われた勝利」に拠るところが多いような気がします(他にもマインシュタインの副官が書いた本もあります)。いわく、勝てたのは自分の力、負けたのはヒトラー及び取り巻き(カイテルやヨードル)のせい、という調子です。
でも、これって本当にそうなのでしょうか。事実は私自身分かりませんが、まさに死人にくちなし、という感じです。悪いのは死者、頑張ったのは自分、という感じです。
例えば、有名なヒトラーの「貴官らは戦争経済をこ存知ない」というのは至極名言だと思います。また、初期の戦争指揮は目を瞠るものがあります(ええっと、言うまでもありませんが、私はヒトラー礼拝者ではありませんよ^^)。
いえ、つまり、何が言いたいのかというと、モーデルやルントシュテットもちゃんと評価していただきたいな、と思う次第です^^。特にモーデルは44年の中央軍集団の崩壊を食い止めた稀有な人物と私は勝手に思っているのですが、どうなのでしょうか。この辺りはかのパウル・カレル御大が東部戦線3部作の最終作で明らかにしてくれると思ったのですが、遂にその機会はきませんでした(合掌)。
マニアックなネタで済みませんでした^^;