ありふれた1日

10年以上も前に登録になった特許について、当時、自社実施に関する補償金をもらっていないとの連絡があったので、当時の経緯を調査する。棚の書類やら倉庫にあるダンボールを漁って以下の事実が判明。
・登録時に筆頭発明者に実施状況を聞いたが回答無し
・その後、別ルートから実施の状況を聞いたが、正式なルートではなかったので、補償金の支払いに乗らなかった。・再度、筆頭発明者に聞くも、古すぎて何も覚えていない、とのこと(当時は平社員だったので、書類を書かされた=筆頭発明者、という事らしい)
ということなので、支払の手続きを進める。古い話だったので、資料の整理の大切さを実感する。

弁理士会の某作業に参加しないか、との誘いを受ける。ただ、利益相反臭い(君子危うきに近寄らず?)ので、要注意。一応、社内外の了解を取付けることを条件に参加することにする。

地方発明表彰の応募資料の作成。ネタは揃ったので、細かい資料作り。冠付きの賞がもらえると良いのですが、どうでしょうか。

残った時間はいつもの明細書チェックやら拒絶理由対応やら・・・・・

こうして、知財部員の一日は過ぎていくのでした。