3/31のコメント欄で、知財屋さんが

某クライアントは、戻し拒絶が少なすぎる、何でもかんでも対応するのはけしからん、と特許庁からお叱りを受けました。

とおっしゃっていましたが、ある物事を評価すると言うのとにかく難しいものです。
まぁ、査定率が高いから良いとか低いから駄目とか、戻し拒絶が高いからいいとか悪いとか、というのは、ひとえにその会社(事務所)の方針ですから、何とも言いようがありません。
戻し拒絶(拒絶査定)率が高い会社は出願前の先行調査もしないで何でもかんでも出願している効率の悪い会社、と決めつけるのは簡単ですが、逆に言えば、先行調査の金と手間を特許庁の審査官に外注している(任せている)とも言える訳ですし・・・・・
ウチの会社は結構先行調査に力を入れているのですが、その分、調査費用(商用DBの使用料)と人件費(我々知財部員の人工)がバカになりません。いっそ、全部出願して20万円(審査請求費)を払って、審査官に先行調査(審査)を肩代わりしてもらったらどうか?と冗談めかせて言ってしまう事があります^^;