知的財産部はどこに組織上のどこに位置するべきか

当社は、製造部門、設計部門、研究部門、本社管理部門があります。で、これまで知的財産部は本社部門にいましたが、組織の変更により、研究部門の下に位置することになりました。
しかし、これって良いのでしょうか?発明とは研究部門以外の製造、設計部門でも発生しますし、また、ある発明を出願するかどうかの判断が製造部門と研究部門とで分かれる場合もあると思います。そういった場合、本社管理部門にいた方が中立的立場で判断できると思うのです。
それに、研究部門に入る理由と言うのが「技術開発体制と知財戦略の強化」というものなのですが、具体的には何もありません。せいぜい、今まで以上に研究部門と連携してね、という精神論しかありません。例えば、研究部門から地財部門へ短期でもいいから研修に来る、とかいうのならわかるのですが・・・・
電機や機械メーカーのように本社の下にそれぞれの製造グループがいてその中で研究開発や出願が行なわれている場合は研究開発部門と一緒に知的財産部が存在する方が良いでしょう。しかし、当社のように研究は研究部門、開発は設計部門、管理は本社管理部門、という状況で知的財産部だけが研究部門に属してしまって良いのでしょうか。非常に疑問を感じています。