最近、読んだ本

イントレピッド号強奪指令〈上〉 (新潮文庫)

イントレピッド号強奪指令〈上〉 (新潮文庫)

1990年刊。実家のダンボール箱から発掘してきました^^。GOOGLEで検索したんですが、3件しか引っかかりませんでした。どマイナーな本だったのですね^^:
あらすじは「アメリカが打ち上げたスペースシャトル イントレビット号のパイロットは実はソ連(まだ、ロシアじゃなくてソ連だったのです。時代ですねぇ〜)のスリーパーエージャントだった。首尾よく、自分以外の乗員を殺害して、後はソ連の基地に着陸してしまえば、ソ連の勝ち、だったが、不慮の事故により着陸装置の一部が壊れてしまい、ソ連は修理用のシャトルを打ち上げることにした。一方、アメリカもシャトルが強奪された事に気付き、手を打ち始める」という感じです。まぁ、アメリカの作品なので、最後はアメリカが勝つのですが、私は、最後は失敗に終わる任務を頑張ってやり遂げようとするスリーパーエージャントであるパイロットに感情移入してしまい、悲しく読んでしまいます。「そんなに頑張ってもその苦労は報われないだよ〜TT」という感じです。また、ラストのアメリカ大統領とKGB議長の会話もなかなか皮肉が効いていて(ある意味、今日のテロを予想していた?)好感が持てました。

中東戦争全史 (学研M文庫)

中東戦争全史 (学研M文庫)

ブックオフにて購入。1900年初頭からラビン暗殺後までの中東戦争誌(主にイスラエルVSアラブ諸国)をコンパクトに纏めた良本です。全体を俯瞰するには良い本と言えると思います。ちなみに、「中東戦争全史」とありますが単なる戦記ものではなく、その戦争にいたる背景や政治についても述べられています。

しぶとい戦国武将伝

しぶとい戦国武将伝

書店で見つけて20分近く立ち読みし、その後、図書館でリクエストして借りてきた本です。
戦国時代から江戸自体初頭にかけて浮き沈みはあったけどしぶとく行きつづけた戦国武将達について書かれた本です。有名な方(細川幽斎足利義昭藤堂高虎)からマイナーな方(秋田実季や小笠原貞慶)まで、戦国武将が行きつづけていく、それもそこそこ名前が通った状態で長生きするのは大変なんだなぁ、と感じさせる内容になっています。