講習会
先週、弁理士会の研修(無料)に行きましたが、今日の午後は弁理士協同組合の研修(有料)に参加してきます。お題は「知的財産権法改正について」という事で時間は3時間15分。ただ、ちょっと気になるのは、今回の改正は特許法35条や権利の濫用、実用新案法、不競法と多岐に渡っているため、この短い時間で「職務発明の運用や企業の動向、実用新案制度の利用戦略、無効審判と裁判との役割分担、知財高裁、調査官制度」(パンフより)を本当に説明できるのか、という事です。本当にこういった辺りについて実のある話が聞けると良いのですが・・・
ちなみに、当部はこういった研修会は非常に高額でなければほとんど希望すれば参加することが出来ます。他の会社はどうなんでしょうか?
講習会
行って来ました。協同組合の研修は初参加だったのですが、意外と(?)盛況でした。
内容ですが、前半は職務発明と実用新案法の改正(1時間半)、後半は侵害訴訟関連の改正(1時間)、というものでした。大阪で既に1度実施された内容だったらしいのですが、とにかく、後半部分の時間が足りなさ過ぎでした。説明が下手というのではなく、改正部分に比して解説する時間が全く足りない、というものでした。とりあえず、一通りは説明されたのですが、個人的にはもう少し突っ込んだ話が聞きたかった、というのが感想でした。
ただ、今回の改正点は多岐に渡っており、解説している資料もあちこちのHPや書籍に分散してしまっている現状で、今回のようにまとまった形で改正点について聞けたのは良い勉強になりました。
なお、実務的にはまだまだ詰められていない部分がたくさんありますので、しばらく、試行錯誤が続くことになると思います。